FAKE JALE
2015年3月某日。
日本各地からつながれたスカイプのネットワークは、一つの冒険へと動画師を駆り立てた。
今日の案内人、DDはイズさん。
初めての案内人を務めるために何日もかけてシナリオを練ってきた。
イズさんは巧緻なシナリオ、そして少々残酷ながらもどこか温かみを感じるシナリオで人気のフラッシュ作家だ。
DD:「はい、それではサタスペ第四回始めます!」
全員:「ウェェェェェェイよろしくお願いします~!」
こうして始まったイズ卓サタスペTRPG「虚言の監獄」
今日はどんな冒険が待ち受けているのだろうか。
皆その楽しみを抱いて始まった。
【開始時】
DD:「まずは開始時の判定から。”紅の流れ星”:【異動】」
異動(盟約:大阪市警) [生活]/難易度9 判定に失敗するとランダムに住所が変更される。
Satasupe : (2D6) → 8[4,4] → 8
Satasupe : (2D6) → 6[1,5] → 6
Satasupe : (2D6) → 7[3,4] → 7
Satasupe : (2D6) → 9[4,5] → 9 →成功
”紅の流れ星”:「転勤面白いと思うんだけどなぁ」
「紅の流れ星」はシグナルさんのキャラクターだ。
ロシアのスパイ。頼りがいのある中年女性の為についたあだ名が”おばさん”。
そしてシグナルさんは人を説得することを非常に得意とするフラッシュ作家だ。作家としてのあだ名は”シェイプトゥイーンの魔術師”。TRPGでもリアルでも参謀だ。
”紅の流れ星”の住所は[軍艦島]のまま。
転勤を申請して変わるほどオオサカの警察は甘くないようだ。
DD:「次は 徳:【盟友】。誰かと一緒に行動しないと行為判定に-1の補正がつきます。」
徳:「じゃあ趙で。なんだかんだで対抗意識燃やしてる感じで。」
徳は円周率さんのキャラクターだ。
刺激を求めて中国からやってきた忍者だ。クールでニヒルな性格だ。ちなみに今回DDをしているイズさんのキャラクター、聖★鮫とはトリコの関係だ。いつもいちゃつく聖★鮫を適度にかわしつつ戦っている。
円周率さんは徳の性格とは逆に明るい方だ。フラッシュ動画バトルという動画のオンラインイベントの運営をしたこともある、才女だ。
徳はこのセッション中は趙と同じ場所にいないと行為判定に-1の補正がかかる。
************************
◆ セッション開始 ◆
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【沙京】
オオサカ随一の治安の悪さを誇るこの土地に、その男は居た。
抜き撃ち、ただそれのみを特化することに命を懸けている男。」
彼の名は、"抜き打ちの流れ星"。
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DD:「転落表どうぞ。」
"抜き打ちの流れ星":「え!?」
夕凪:「確かに虎の時振ってたね。」
“抜き打ちの流れ星”こと片倉むやみさんはフラッシュ動画バトルの常連、通称フラバト勢にTRPGの魅力を紹介した方だ。普段は冷静で柔軟なゲームコントロールでいつも安心してTRPGを遊べるようにしている。
今回彼の作った”抜き打ちの流れ星”は「抜き打ち」にのみ特化した男。クールガイだ。
一方夕凪こと、夕凪エルサレムの夕日色さんはいつもプレイ中にアハ体験のような、どんでん返しでチームに貢献してくれる。作戦を常に考えているようで、いつも深い観察に基づく作戦をとっさに出せるキャラクターだ。また夕日色さんはパンキッシュな作品で人気を集めているフラッシュクリエイターだ。
突然の転落表。
"抜き打ちの流れ星":D66
Satasupe : (D66) → 35
DD:「ぶらぶらしていたらサンシタに絡まれた。」
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無職でやることがない。”抜き打ちの流れ星”はオオサカの街をあっちにぶらぶら、こっちにぶらぶらしていた。
「やることねー。」
するとそこに三下が絡んできた。
「なんやわれー」
“抜き打ちの流れ星”にとってはいわれのないことで絡まれることも、オオサカでは珍しいことではない。
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DD:「フレーバーで倒せるので適当にボコしちゃって下さい。」
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"抜き打ちの流れ星"は銃を片手でぬき、そして三下の足元を狙って打った。
「アバー!」
三下は足を抑えて逃げていった。
「え?」
あまりのあっけなさに”抜き打ちの流れ星”はあっけにとられた。
「ええい、小癪な!"抜き打ちの流れ星"!覚えていやがれ!」
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DD:「抜き打ちで仕留めたはずのサンシタが逃げた。
"抜き打ちの流れ星"は足元に転がった【肉の壁】を見つけた。
一ヶ月前まで河原で路上生活をしていたおっさんが無残な姿で転がっていた。
腕に四つ葉のクローバーの形をした焼け焦げた痕がある。」
====================
「シショー!!!」
その【肉の壁】は”抜き打ちの流れ星”の師匠だった。
1月前訪ねたらいつも屯っていた場所にいなかったのを心配していた。
しかしこうなるとは…。
“抜き打ちの流れ星”はあふれる感情を抑えきれなかった。
最近、以前に増して一般人の誘拐事件が多発しているような気がする。
彼は師匠との悲しい別れを忘れる課の如く、ふらりとミナミへと向かった。
====~==
"抜き打ちの流れ星":「師匠がいきなりやられてしまった・・・おやっさん!」
趙章成:「これが流れ星のBeginsNightか」
"抜き打ちの流れ星":「悪魔と相乗りする気…あるかい?」
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DD:「所変わって官庁街の河原。サイコ爆発師団リーダー、趙のアジトである。」
趙は赤兎さんのキャラクターだ。ギャンブルなどをしてはファンブルを起こすことからファンブル王の渾名を誰かに付けられているが、戦闘などの指揮をリーダーとしてしっかり果たしている、弱冠15歳の少年だ。
一方赤兎さんは会社勤めの疲れを癒すかの如くいつも大胆な判断と正確な指揮を行う。
徳:「河原・・・」
”紅の流れ星”:「河原だったのか!ビル街かと思ってた。」
趙章成:「俺もそう思ってた」
"抜き打ちの流れ星":「路地裏でもいいんじゃない?」
DD:「路上生活者ですし。じゃあ路地裏でいいや。」
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趙は今日も、ミナミのジェイルハウスに向かおうとしていた。ミゼットで迎えに来てくれる鮫を待っている。
そこに、一匹のボロボロの野良犬が歩いてきた。野良犬は口に何かを大事そうにくわえていた。
そしてよろめきながら、趙の目の前で倒れた。」
「おいわんころ大丈夫か?」
趙は撫でてやりながら聞いた。
野良犬はクゥーン、と力なく鳴いた。
「これは…靴か!?」
「クゥーン」
近くにいたエステバンもマネして鳴いていた。エステバン、何をする。
「増えた!?」
少し驚いたが、少しして冷静さをとりもどした。
「しょうがねえな。さっきそこで拾ったパン、喰おうと思ったけどお前にくれてやるよ。」
=============================
DD:「食事を消費することで犬を助けることができます。」
趙章成:「トルエンあるけどだめかな?」
DD:「だめ」
趙章成:「ツナマヨおにぎりを半分渡そう。」
趙→つぶれたおにぎり→犬
"抜き打ちの流れ星":「しけてやがる」
エステバンはぼんごれさんのキャラクターだ。さっきのとおり無意味にゲームに参加してみたりとコメディリリーフだ。中の人の電波っぷりをそのまま金○恩の顔をしたロ○テジ○イアンツのファンにぶつけた感じだ。ぼんごれさんは韓国好きなのでロッテジャイアンツのファンの過激さは言葉としては知っているはずなのだが…。
趙は野良犬にツナマヨおにぎりを与える。
野良犬は喜んでツナマヨおにぎりを食べた。趙の手をぺろぺろ舐める。
「元気になったか~よかったな~」
そこに鮫が到着した
「お〜い、リーダー。何してるの?あらら、なんかなつかれちゃってるみたいだね。さ、早く乗って。」
趙はミゼットに乗り、メンバーの待っているジェイルハウスへ移動した。謎の野良犬も一緒に。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
場所は変わってミナミのジェイルハウス。紅、夕凪、徳、エステバン、鮫、趙が集まっている。
みんなは各自、交通手段を使ってミナミに集合している。いつもと変わらない亜侠の日常。変わっているのは、趙のそばでしっぽをふっている野良犬が居るだけだ。
「野良だったのか」
“紅の流れ星”は驚いた。
「カワイイネ~ホントニ」
エステバンは野良犬とわしゃわしゃと、まるで野良犬を揉むかのように戯れていた。
「エステバン、そんなに荒っぽくやると噛み付かれるぞ」
趙は溜まらずエステバンをたしなめた。
フーシャ、と野良犬はエステバンに噛みついた。
「こいつ・・・」
エステバンは噛まれた右腕を抑えて、顔をしかめた。
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"抜き打ちの流れ星":「新しい仲間とは、そういうことだったのか・・・(悲哀)」
この卓のテーマは「新たな仲間と奇妙な冒険(仮)」だった。
新しい仲間との出会いは悪ければ悪いほどいいものだ。
はじめはツンデレのツンしか見せない人も、そのうちデレを見せてきてたちまちドキュン!となるのは使い古されたネタだ。
きっとそうなるに違いない。そうなってくれ。頼む。
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と、そこにカランカランと音を立て、誰かが入ってきた。
日焼けした肌が眩しい欧米人の青年だった。
“抜き打ちの流れ星”だ。
彼もまた、野良犬を連れた亜侠のグループに気づく。
「あら、誰か来たわね。」
“紅の流れ星”は敏感に人の出入りを察知した。一方で”抜き打ちの流れ星”は
「(声をかける理由が見当たらない・・・)」
と、若干悩んでいた。
一方”抜き打ちの流れ星”が玄関で棒立ちしている間、サイコ爆発師団のみんなは靴に注目した。
ボロボロのローファー。女子中高生が履くようなものだ。中にジャリ銭が3枚入っている。
「どうしてこの犬がこんなものをくわえているのかしら?」
夕凪は大きな疑問の壁にぶつかった。
「まさかとは思うが、この犬・・・俺らの依頼主かもしれねぇな」
趙はまさかの事態を想定した。
「いや、それはないでしょう?」
夕凪は信じられなかった。
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DD:「この犬は、この小さな依頼人は」
DD:「この靴の持ち主を探している…ということを察するよ。」
趙章成:「まじかよ!?」
"抜き打ちの流れ星":「まじかw」
DD:「さて、今回のミッションは『依頼人の尋ね人を探し出す』ことだ!がんばりたまえ。」
今日のミッションが発表される。
小さな犬の依頼を叶える、というとてつもなく難易度の高いシナリオ。そして面白い切り口。
参加者は驚きと少しの戸惑いを覚えた。
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「もしかしてこの子依頼人じゃない?ほら、靴にお金が入ってる!…まあちょっとシケテルけど」
鮫は野良犬の持ってきたジャリ銭と様子から、そう察した。
「そんな感じするんだよなぁ」
エステバンも野生の感が働くのか、首を傾けつつもそう言った。
「とりあえず、この靴の持ち主、調べてみない?」
鮫はみなに提案する。
「仕事も入ってないしね。」
“紅の流れ星”も今までの流れや、状況を整理しつつ肯定的な返事をした。
「そんなことよりジャーキーをあげながら犬を撫でたい、モフモフモフモフ~。」
夕凪は目を細めて野良犬と遊んでいた。
「随分と変わった依頼人も居たものだなぁ」
徳はウィスキーを止まり木で飲みながら夕凪たちを眺めていた。
野良犬は、夕凪に撫でられながら夕凪のビーフジャーキーを食べている。
「よしよし、ウィスキーを奢ってやろう」
徳はマスターからグラスを受け取り、その中にウィスキーを注いでいる。
夕凪はその姿を認め、慌てた。
「やめてww」
一方で”抜き打ちの流れ星”。さっきからどうしたらいいのか考えあぐねていた。
「(絡む理由が思い当たらない・・・)」
===================
DDが雑に投入したせいで一人で困惑している抜き打ち。
見かねたメンバーたちはロールに入ってもらえるよう試みる。
“紅の流れ星”はさっきから妙な視線を感じていた。
気障っぽいながら物怖じしている、そんな両極端なオオサカスタイルの男性からの、江南スタイルで描かれるような家らしい視線ではなく、愛嬌をどこか感じるオオサカスタイルを…。
「さっきから気になっているんだけどね・・・」
“紅の流れ星”は少々そのオオサカスタイルに困惑していた。
するとエステバンはいきなり大声をあげた。
「そこの欧米人の方、どちらさまですか?もしかしてわたしたちにご用ですか?」
"抜き打ちの流れ星"はいきなりのことに寄りかかったドアが開きそうになり、そのまま倒れそうになる。
「え、あー。俺?・・と・・特に・・・」
鮫はすかさずフォローをする。エステバンの気の利かない誘いを和らげるためだ。
「アナタ暇だったらこっち来て一緒に飲まない?」
鮫は明るい声で”抜き打ちの流れ星”を呼んだ。
「ずーっとこっち見てて変な感じするんですよ。」
エステバンは小さな声で仲間たちに話しかける。
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"抜き打ちの流れ星":「見てることにされた・・・」
"抜き打ちの流れ星"(片倉むやみ)初のサタスペプレイ。
それなのに、いきなり三下に襲われたりジェイルハウスの入り口でぼっちだったり、エステバンに「変」呼ばわりされて散々なスタートである。
初ものにはちょっとしたトラブルがつきものだ。ただ”抜き打ちの流れ星”への待遇は確かに可哀相だ。
新入社員には大体はじめは新しい環境に希望を見せるのがデキる先立ちというものなのじゃないか。
学生のぼんごれさんは就職を前に恐怖と不安を抱えて思ったのだった。
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「ひょっとしてこのワンちゃんの知り合い?」
“紅の流れ星”はやんわりと聞いてみる。
「もしかして飼い主だったりするの~?」
それを合図に鮫も明るく聞いた。
「この靴結構小さいよな。」
趙の目は”抜き打ちの流れ星”の顔と靴の間をいったり来たりしている。
「このサイズだと女子中学生か、女子高生かな?あ、アタシもそうだけど❤」
鮫は自分の若さをそれとなく自慢した。
鮫は”抜き打ちの流れ星”を見て、そして近づいた。
「そこのイケてるアナタはどこから来たの?どこ所属?」
「え~~~~~~、まあ特に所属はないかな。まぁフリーでね、こうね、気ままにね、そう。やってるだけだよ。」
“抜き打ちの流れ星”は再び格好をつけて言った。
「怪しい!」
夕凪は少しいぶかしがった。
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「怪しい流れ星」
DDはそう言った。
どう見ても普通の男だ。怪しくなんてない。そうだろ、ヘイユーガイズ。笑ってディライト。(byクレヨンポップ)
========
「まぁ一人で飲んでちゃつまんないだろ。こっち来て一緒にスミノフでも飲もうや」ドンッ
趙はなんとなく一時期流行ったペンギンのコラージュ画像のような状態になった”抜き打ちの流れ星”の心情を察し、誘った。
「チャミスルもあげるから」
チャミスルの瓶を振る。ちなみにチャミスルといっているが、彼の持っている便は「チョウムチョロム」だ。
「あ、墨汁飲む?」
鮫はぼくてきと書かれた墨汁を見せる。
止まり木のテーブルの上にあったものだ。
マスターは少し面食らった様子でその様子を見守っていた。
「ウィスキー飲むか?ウィスキー」
徳はウィスキーのグラスを少し持ち上げた。
こうして"抜き打ちの流れ星"はジェイルハウスのサイコ爆発師団の席に招かれた。
「そういや、あんたらの名前を聞いちゃいなかったな、な!」
“抜き打ちの流れ星”は酒が回っていい気分になったのか、楽しそうに話かける。
「ここの冴えない帽子ヤローはチャオチャンチェン。臭い飯を振ってるリーダー。」
鮫はにこにこしながら毒を混ぜて紹介する。
「冴えない・・・?」
趙は一瞬鮫を睨んだ。
しかし鮫はそれに気づいても気づかないふりをして、さらに紹介する。
「こっちのきれいな紅いおばさんは紅の流れ星さん。サイフとかすごいの。で、こっちのキジルシはぼんちゃ、エステバン。なんかこうキジルシだ。ポンチョの可愛い子が夕凪ちゃん。今犬と戯れてるけど、戦闘とかやばいこわい。」
…なんかもしかしたら人を怒らせかねない自己紹介のような気もするし、エステバンは苦笑いをしたが、一通り鮫は仲間を紹介した。
「すごいぜ」
“抜き打ちの流れ星”は鮫の流れるような自己紹介にすこし戸惑いながらも、そう答えた。
そして鮫は徳を紹介する。
「こっちのニンジャが徳くん。アタシの彼なの❤」
鮫は徳に一方的にまとわりついた。
「ニンジャナンデ!?」
“抜き打ちの流れ星”はその光景がなんとなくニンジャスレイヤーの一場面と重なった気がした。
「アタシが"聖☆鮫"。サイフとかを探してるよ。で、あなたは?」
最後に鮫は自身の自己紹介をし、”抜き打ちの流れ星”の自己紹介を促した。
「ああ、名乗るのが遅れたな。俺は"抜き打ちの流れ星"と巷では呼ばれているけど、本当の名は忘れちまった。」
「忘れ・・・」
かっこよく自己紹介をするが、その中身に徳はあきれた。
鮫は
「忘れちまったのか。本当に抜けているんだな。」
と、これまた失礼を顧みない物言いをした。
趙は
「お前が言うな」
と鮫を一瞥して言った。
しかしその自己紹介に仲間意識を感じたエステバンは
「間抜けっち、酒でも飲もうぜ一緒に」
と、”抜き打ちの流れ星”を誘った。
=======
相変わらず初対面の相手にこの畳み掛けである。
サイコ爆発師団恐るべし。
…中の人はみな礼儀をわきまえているいい人たちなのだが。
お勤め、学習お疲れ様です。
=====
一方夕凪は、謎の来訪者にまだ手の内を見せないようにしていた。
「(この状況で仲間になるかもわかっていないから、沈黙)」
そう思いながらも、表情筋緩みまくりで犬ナデナデに夢中になっていた。
========
趙章成:「今回余暇表振っていい?」
DD:「いいでしょう。それぞれ振って下さい。」
"聖☆鮫":「そういえば、みんな今まで何してたの?久しぶりだけど」
****************
【余暇表】
●"抜き打ちの流れ星"
[ギャンブル]
Satasupe : (1D6) → 3
「カジノでイカサマがバレる。お客様ちょっとこちらへ。サイフが1点減少」
"抜き打ちの流れ星":「オイイイイイ。チャオじゃねえか。」
”紅の流れ星”:「見覚えが・・・」
エステバン「抜き打ち大変だったんだな・・・」
”紅の流れ星”:「どんまい、気にしないで。うちのチームにもこんなの沢山いるから」
"抜き打ちの流れ星":「恥ずかしい限りだ」
趙章成:「他人の気がしないぜ」
違法カジノ、ダメ、絶対。カジノゲームなら渋谷アドアーズ4階へ!
"抜き打ちの流れ星":サイフ3→2
●夕凪
[カワイイ]
ダイス合計:5 (1D6 = [5])
「露店のカワイイアクセサリを買い込む。サイフが1点減少」
エステバン:「オカネガァ」
”紅の流れ星”:「どんなの買ったの?夕凪ちゃん」
夕凪:「宝石の花のアクセサリーを買いました」
徳:「かわいいじゃないか」
趙章成:「思いの外女子力が高いぜ」
夕凪:「セレブでしょ」
エステバン:「もしかしてスワロフスキーじゃない?」
趙章成:「露店でスワロフスキーがあるのか」
夕凪:サイフ5→4
スワロフスキーがどんな価値を持つのかよくわかっていないエステバンであった。
●”紅の流れ星”
[ハイソ]
ダイス合計:5 (1D6 = [5])
「仮面舞踏会で情熱的な一夜をすごす。互いの素性も知らぬままに。このセッション中一度だけリンクタグをハイソにすることができる。」
趙章成:「おばさんらしい!」
― RP(ロールプレイ) ―
”紅の流れ星”:「何をしていたか?…ふふ…ナイショ。でもちょっといいことがあったわ。」
エステバン:「気になるなぁ~どんなことがあったのよ~?」
”紅の流れ星”:「あなたには言いたくないわ(呆)」
”紅の流れ星”:「(エステバン以外を見ながら)また今度、うるさい人が居ないところでね。」
エステバン:「うるさいって何だよ~、おばさん!俺の口は金庫だから」
”紅の流れ星”:「ただし鍵はついていない」
徳:「閉まらない金庫か」
エステバンの信用のなさは世界一ぃぃぃぃ。
●エステバン
[ヲタク]
ダイス合計:6 (1D6 = [6])
「萌えるキャラの違いから友達と喧嘩別れする。このセッションの間、仇敵:ヲタクの代償を取得する。」
エステバン:「あいつ知らないですよホント!なんで、なのはが可愛くないだなんて!フェイト(テスタロッサ)じゃなくてなのはでしょ。まじ喧嘩したんですよ。なのにあいつフェイトが好きだといって逃げちゃって。」
夕凪:「ガチじゃないの…」
趙章成:「臨場感あるね」
徳:「ヲタクの世界はある意味亜侠の世界よりも恐ろしいかもしれない」
夕凪:「こわいわー」
ちなみにエステバンの中の人は今は銀髪クール人外ボクっ子にお熱なんだとか。
●徳
[パフォーマンス]
ダイス合計:3 (1D6 = [3])
「アメ村でストリートパフォーマンスを敢行。大成功。このセッション中一度だけリンクタグをパフォーマンスにすることができる。」
趙章成:「アメ村行ったらニンジャの格好して踊らなきゃね。」
”紅の流れ星”:「度胸あるわね、徳くん」
徳のダンスはキレッキレだったそうな。B-boyのようなファッションをしていたとかなんとか。
●趙章成
趙章成:「俺はさ~この前」コロコロ…
[トンデモ]
ダイス合計:3 (1D6 = [3])
「今日は天気が良い。アルミ箔の貼った部屋の中に居なければ毒電波が!性業値が2上昇する。」
”紅の流れ星”:「何してんのよ!?」
趙章成:「天気が良かったから俺は直ぐにアルミ箔の貼った部屋に入ったんだぜ」
夕凪:「あなたは何をやっているw」
チャオ 性業値7→9
趙…。
●鮫(おまけ)
[トンデモ]
Satasupe : (1D6) → 1
「ドルバッキーの居候を手に入れた。」
趙章成:「この犬ドルバッキーじゃね?」
"聖☆鮫":「なんかドルバッキーと遭遇したんだ。食料になるかと思って飼い始めたの。」
野良犬:「ワンワン」
ドルバッキーはポシンタン用の犬だったようだ。たぶん。いや、絶対。
======
「試しにウィスキーを飲ませてみようか」
ドルバッキーと名付けられたその犬に徳はウイスキーを飲ませる。
エステバンは「ウイスキーはお好きでしょ~」と楽し気に歌う。気分はまるで宮沢りえだ。
エステバンの「サンタフェ」はちょっと斬新な切り口だが。
「ソーセージ喰わせてみようかな。すみませーんソーセージお願いします」
エステバンはソーセージを食べさせようと注文する。ジェイルハウスのソーセージは世界一おいしい。自称ソーセージマスターのエステバンはそう信じていた。
しかし世の中はおいしいソーセージで犬を振り返らせられるほど甘くはない様だ。
野良犬はおもむろにエステバンの鼻に噛み付く
「オオオオオオ」
エステバンはさっきよりもさらに大きな悲鳴を上げる。
「どうやらエステバンはこの犬に見下されているようだな」
犬にも見下されるエステバン。
サイコ爆発師団のみなは少しあきれてエステバンを遠くから見つめるかのような視線をしていた。
====
なんやかんやあり
この依頼主の野良犬の名前がドルバッキーになった。
夕凪:「・・・なぜそうなる!?」
”紅の流れ星”:「え!?本当にこの犬ドルバッキーなの!?」
驚くのも無理はない。
趙章成:「[居候]振ってみてよ。」
"聖☆鮫":「なに、[臭い飯]にでもなると思ってる?」
"聖☆鮫":居候を使用。
Satasupe : (1D6) → 6
[札束]になった。(フレーバーなのでこの札束は鮫の懐に)
【余暇表】終わり
****************
しかし鮫は今日は都合が悪いようだった。
「あー、アタシ今回はパスするね。うちの小学校の水泳部が大会に出るから、強化練習に付き合わなきゃいけないんだ〜ごめんね! あ、アタシの装備は家にあるから、必要だったら持って行ってね。カギは徳くんが持ってるから♥」
「職を持っている人は違うなあ…」
“抜き打ちの流れ星”はどこか羨ましそうに言った。
「そういえば非常勤講師だった・・・わね」
普段のはっちゃけぶりからは想像もできない気はしたが、実際に非常勤講師だ。
「えへへ♥公僕なの」
鮫はセルフディスをしつつもかわいくアピールした。
「その代わり、そこの新しいお兄さんに手伝ってもらったらいいと思うよ」
そして鮫はまた雑に”抜き打ちの流れ星”を紹介した。
「俺か―」
“抜き打ちの流れ星”は若干困惑した。
===
趙章成「なんか無理やりねじ込まれた感w」
夕凪:「ねじ込み方がすごかった」
この無理やり感、高校生のときに京王線の電車に朝、通学で乗った時にいた臨時駅員さんに似ている。
ぼんごれはなぜか懐かしくなったぞ。
===
しかし”抜き打ちの流れ星”は気を取り直して自己アピールをする。
「俺はフリーランスだからね、報酬さえあればね。付き合うよ。」
それに呼応してエステバンはチョウムチョロムの瓶を振る。
「今度チャミスルの美味しいお店連れてってやるから」
チャミスルじゃなく、その瓶はチョウムチョロムだ。
「今回は前金がジャリセン3枚だから、そのうち1枚を。ドン」
趙は普段ならチャリンと音がするはずのジャリセンを止まり木のテーブルにたたきつけた。
”紅の流れ星”は
「ドンって音するかしら?」
と突っ込んだ。
机にジャリセンを1つ置く。
しかし抜き打ちはジャリセンを受け取らなかった。
「鮫がいないのは寂しいが、仕方ない。」
徳はウィスキーを一口含み、顔を落とした。
「特に今日はすることもないし、遊びのつもりで行ってみましょうか。」
”紅の流れ星”は特に抵抗なく、参加を決めた。
「心当たりのある場所を探してみようか。」
趙はそう言うとすっくと立ち上がった。
===
■1日目朝
【依頼人 野良犬:ドルバッキー】 ・依頼人は小さな野良犬だった。口にくわえたボロボロのローファーを師団に差し出す。
・自分を世話してくれていた少女を探して欲しい、そう言いたいのだろう
・ローファーの中からジャリセンが3つ出てくる。前金のようだ。
・期限は無し
*** 情報収集 ***
【SL2 育成 飼い主について】
夕凪:「とりあえず子犬の飼い方から調べればいいのかしら?」
DD:「育てる気マンマンだぁぁ」
"抜き打ちの流れ星":「ホント犬好きだね~」
徳:「大阪城がパフォーマンスで判定できるのか」
DD:「鮫の家からアイテム回収は補助として扱います。」
[最初の移動]
趙章成: 梅田地下街
夕凪: 梅田地下街
"抜き打ちの流れ星": 梅田地下街
エステバン: 中之島公園
徳: 鮫の家からLSDを回収。官庁街の大阪城へ
”紅の流れ星”: 車で官庁街へ。みんなをそれぞれ希望の場所に降ろす。自分は大阪商工会議所本部へ
徳:「【盟友】はあるけど難易度が下がるから一人で大阪城へ」
●官庁街 場所ルール:検問
銃火器は持っていないので全員クリア
●エステバン
【SL2 育成 飼い主について】
SL0 難易度5 ヲタク [教養]
Satasupe : (2D6) → 5[2,3] → 5
Satasupe : (2D6) → 7[2,5] → 7
Satasupe : (2D6) → 10[5,5] → 10
【地獄耳】 成功度3で情報イベント
趙章成:「はぇぇよ。なんで確一で行くかな」
Satasupe : 情報イベント表/〔教養〕:8:警察無線を傍受。興味深い。好きなタグの上位リンクを2つ得る
エステバン:「全抜きはできなかったか。おばさんと徳くんにつなげるために、おせっかいandパフォーマンスにつなげます。」
●紅
”紅の流れ星”:「受け取ったんで、私が行きます」
SL1 難易度5(6-場所補正1) おせっかい [生活]
Satasupe : (2D6) → 5[1,4] → 5
Satasupe : (2D6) → 7[1,6] → 7
Satasupe : (2D6) → 8[3,5] → 8
Satasupe : (2D6) → 8[3,5] → 8
4成功 イベント発生
Satasupe : 情報イベント表/〔教養〕:7:検索エンジンにかけたらすぐヒット。コストを消費せず、上位リンクを4つ得る
”紅の流れ星”:TAGT4
Satasupe : タグ決定表:32:おせっかい(マ)
タグ決定表:15:マニア(サ)
タグ決定表:11:情報イベント
タグ決定表:15:マニア(サ)
”紅の流れ星”:「教養のイベントを振っちゃったわ」
DD:「まぁ振ってしまったしいいでしょう。次はLIFEで振ってください」
Satasupe : 情報イベント表/〔生活〕:9:金をばらまく。〔サイフ〕を好きなだけ消費する。その値と同じ数の任意の上位リンクを得る
”紅の流れ星”:「サイフをばら撒かなくても徳くんが抜いてくれるわね。きっと。」
紅はサイフを消費せず終了。
●徳
徳:「【盟友】がいないので2回判定。精神点2点入れて4回判定します。」
SL1 難易度5(6-場所補正1) パフォーマンス [犯罪]
Satasupe : (2D6) → 5[2,3] → 5
Satasupe : (2D6) → 3[1,2] → 3
Satasupe : (2D6) → 5[2,3] → 5
Satasupe : (2D6) → 3[1,2] → 3
2成功
タグ決定表:16:ヲタク(サ)
タグ決定表:34:家事(マ)
徳:「出目が…」
●"抜き打ちの流れ星"
趙章成:「抜き打ちの流れ星、さっそくキミのちからを見せてもらおう。」
"抜き打ちの流れ星":「【有名人】はエリア内での移動で発動するという認識でOK?」
DD:「そうですね。今はミナミから官庁街に移動したので、今回は発動しないことでOKです。」
"抜き打ちの流れ星":「情報抜きます。繋げそうなタグが無いからSL0音楽から開始してやろうじゃねえかぁぁー」ゴホゴホ
決め台詞中、むせる抜き打ち。
決め台詞にむせる姿もかっこいい。棒読みではない。決して。
SL0 難易度5 音楽 [犯罪]
DD:「6回判定」
Satasupe : 【難易度5、ファンブル率1、必殺なし】 → 1[2,3]+1[3,3]+1[5,3]+0[3,1]+1[6,1]+1[5,6] → 成功度5
"抜き打ちの流れ星":情報イベント発生ケヒャーーー
Satasupe : 情報イベント表/〔犯罪〕:11:そのエリアの支配盟約からメッセンジャーが1D6人。自分のチームがその盟約に敵対していなければ、好きなタグの上位リ ンクを2つ得る。敵対していれば、メッセンジャーは「盟約戦闘員(p.127)」となる。血戦を行え
"抜き打ちの流れ星":「官庁街だから大阪市警か。ぼくはあくまで中立だ。」
"抜き打ちの流れ星":「マリアさんじゃないですか。元気ですか?」
マリア:「だれだおまえは」
夕凪:「冷めた反応!?」
"抜き打ちの流れ星":「(フリーランスでそれなりに経験もあるし、顔ぐらい知ってても不思議じゃないんだがな・・・)」
マリア:「すまん、男は覚えない主義でねぇ。おー夕凪、久しぶりだな!」
夕凪:「お久しぶりですね。マリア警部。」
マリア:「今度また一緒に、楽しもうな?」ポンッと肩をたたく
夕凪:「近いうちに温泉行くことになりそうですわ。」
マリア:「それは楽しみだ!」
温泉回楽しみにしています。
"抜き打ちの流れ星":「夕凪、チャオのために育成・トンデモにつなげる。頼んだぞ。」
●夕凪
夕凪:「まずは情報収集、後でデリバリーで抜き打ちへ武器を買うわ」
SL1 難易度6 育成 [生活]
ダイス合計:4 (2D6 = [2 2])
ダイス合計:3 (2D6 = [1 2])
ダイス合計:2 (2D6 = [1 1]) → ファンブル
夕凪:「ファンブった」
DD:「逆転するかしないかはハプニング表を見てから決めましょう。」
Satasupe : 情報ハプニング表/〔生活〕:4:壮大なる無駄使い。〔サイフ〕を1点消費
夕凪:「逆転します」
ダイス合計:3 (1D6 = [3])
夕凪 精神点10→7
DD:1成功
Satasupe : タグ決定表:31:アラサガシ(マ)
夕凪:「デリバリーの前に、札束でサイフ回復」
夕凪サイフ 4→5
【デリバリー】 [生活]/難易度9
ダイス合計:10 (2D6 = [5 5])
成功
夕凪:「VZ61スコーピオン を 札束消費で購入」
趙章成:「札束ならいくらでも補充出来るからね」
”紅の流れ星”:「それってどういうこと?」
趙章成:「みんなで温泉行くんだよ」
”紅の流れ星”:「やっぱりそれかー!!」
DD:「ちくしょー」
夕凪:「じゃ、フリーランスに渡します。巻き込んでごめんなさいねホント」
無理やりメンバーに加えさせられた抜き打ちに武器を渡しながら夕凪は語りかける。
夕凪の神対応フォロー。
DD:「えらいなあ夕凪」
夕凪:「だって君たち、誘い方酷すぎでしょ。展開早すぎてわけわかんなくなったもん」
徳:「うむ」
”紅の流れ星”:「しかも一人抜けた代わりにだよ。」
趙章成:「誘った張本人抜けたし。ホント巻き込み事故だよ」
DD:「"聖☆鮫":『だってあなた技術屋でしょ☆』」
夕凪:「とりあえずこの依頼が終わるまでよろしく頼むわ。・・・依頼? ・・・多分依頼よね」
「奴隷解放でもするつもりか?」
いつも賑やか、でも仕事は最後まできちんとこなすサイコ爆発師団。
そこに不思議なクライアントがやってくる。そのクライアントは「子犬」だった…
動画クリエイターのグループ「サイコ爆発師団」によるTRPG「サタスペ」のリプレイと、それを原作にしたノベルです。
…登場人物
・ゲームマスター(DD):イズさん(@ez_flash)
今回初DD。今回のゲームに於いて約1か月にわたるプレイをコントロールしたクリエイター。
・趙章成(PC;赤兎さん/@akausagiworks)
「"聖(セイント)殺し"趙章成」の異名を持つ15歳の少年。「俺はオオサカ盟約王になる!」
天涯孤独の中、大きな野望(中二病)をこじらせ、ジャリ銭片手に中国から来日した。
生活に必要な物はマヌケなギャング共から強奪して生計を立てている為、服装は一見豪華だがサイズが合っていない。ラビットファーのハットがトレードマーク。
・夕凪・エルサレム(PC;夕日色さん/@yu_hero)
「地獄の死神三世」の異名を持つ13歳の少女。一度は悪になることを目標にオオサカに飛び出したが、オオサカでの生活に慣れてきた頃に普通が一番だと気が付いた少女。ドクロのアクセサリーがついた藍色のポンチョがトレードマーク。とにかくオオサカ・亜侠慣れしており、幼いながらも大人顔向けなほどのしっかりもの。
・徳(PC:円周率さん/@circular_c)
「朝霧に舞う豹」という異名を持つ。
香港の貧しい家庭で生まれ育ったが三年ほど前に刺激を求めて家出し、密入国してきた。退屈するぐらいなら死んだほうがましだと思っている。一日にウィスキーを一瓶空けないと気が済まない。定職にはついておらず、カツアゲで生活費、酒代、ギャンブル代を稼いで(?)いる。
・「紅の流れ星」(PC;シグナルさん/@mahirunoisland)
通称「紅の流れ星」。東西冷戦時代、多くの政治家や将校を手玉に取ったと噂されるロシア人美女。
その美貌は50歳を過ぎた今も衰えを見せず、現在も東側に多くの繋がりを持つと言われる。
共産主義者。名前を棄てている。
・「抜き打ちの流れ星」(PC;片倉むやみさん/@muyami_ktkr)
抜き撃ち、ただそれのみを特化することに命を懸けている男。クライアントがいればどこへでもひょうひょうと出かける。音楽とギャンブルが好み。プライドが高い。
・エステバン・メンドーサ(PC:ぼんごれ/@beomgorae)
飛行機の機内で生まれた。以降高校生になるまで東京で育っていたが、ある時「男になる」といい、親から勘当される。それ以降ソウルで修業を積み、現在は胡散臭い商売をしている。サイコ爆発師団のコメディリリーフ。
シナリオ目録
・ #1…2016/06/末 公開!
以降不定期更新(全4回程度)